ワンダースクール応援プロジェクト 成果報告書
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One to Oneへの道
1人1台タブレットPC活用の効果測定と教育委員会・学校の挑戦
〜ワンダースクール応援プロジェクト 成果報告書〜
パナソニック教育財団設立40周年記念事業 -
発刊日 2016年7月15日(金) 編著 清水康敬 監修 公益財団法人 パナソニック教育財団 定価(税込) 1,650円
目次
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Introduction
「ワンダースクール応援プロジェクト」目的と経過 -
第1章
学習効果の調査・分析の結果
清水康敬(東京工業大学 学長相談役・名誉教授) -
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はじめに
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1. 研究の目的と方法
①目的
②教員を対象にした調査
③児童を対象にした調査 -
2. 教員を対象にした意識調査の結果
①調査と回答数
②授業でタブレットPC環境を使用させている教員の割合
③ICT活用が効果的であると思う場面
④児童用タブレットPCを活用した授業について
⑤コンピュータ等を活用した教員の指導力
⑥まとめ -
3. 客観テストの結果
①客観テストを実施した授業数と回答数
②児童用タブレットPC活用の有無による客観テストの成績の違い
③まとめ -
4. 児童を対象にした意識調査の結果
①意識調査の対象にした授業数と回答数
②意識の因子分析の結果
③因子ごとの児童用タブレットPC活用の有無による違い
④事前調査の回答に関する検討
⑤まとめ -
5. 客観テストの成績と意識調査の関係
①実施された授業数と回答数
②各因子と客観テストとの相関係数
③各質問項目と客観テストとの相関
④まとめ -
6. 好きな教科と客観テスト・因子との関係
①調査の学級数と回答数
②教科が好きである割合
③教科等が「好きである」という意識の割合の変化
④好きな教科と客観テスト成績との関係
⑤教科が好きおよびタブレットPCの活用有無という2要因と客観テストの成績
⑥好きな教科と因子の関係
⑦まとめ -
7. 自由記述分析の結果
①自由記述の回答数と分析の準備
②特定の用語が含まれている割合
③特定の内容が含まれている割合
④自由記述と客観テストとの関係
⑤自由記述の「用語」と4因子との関係
⑥自由記述の「内容」と4因子との関係
⑦まとめ -
8. 第1章のまとめ
参考文献
参考資料
調査票1 教員を対象にした調査(事前・事後)
調査票2 児童を対象にした調査(事前)
調査票3 児童を対象にした調査(活用した授業実施後)
調査票4 児童を対象にした調査(活用しない授業実施後)
調査票5 実施した授業の状況等(授業実施の教員が回答)
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第2章
各地区の取り組みと成果 -
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Case1 富山県富山市の取り組みと成果
T.教育委員会の取り組み <富山市教育委員会>
U.小学校の取り組みと実践事例 <富山市立芝園小学校>
V.実践を振り返って <アドバイザー>高橋純(東京学芸大学 准教授) -
Case2 愛知県春日井市の取り組みと成果
T.教育委員会の取り組み <春日井市教育員会>
U.小学校の取り組みと実践事例 <春日井市立出川小学校>
V.実践を振り返って <アドバイザー>稲垣忠(東北学院大学 准教授) -
Case3 奈良県奈良市の取り組みと成果
T.教育委員会の取り組み <奈良市教育委員会>
U.小学校の取り組みと実践事例 <奈良市立佐保小学校>
V.実践を振り返って <アドバイザー>小柳和喜雄(奈良教育大学大学院 教授) -
Case4 千葉県柏市の取り組みと成果
T.教育委員会の取り組み <柏市教育委員会>
U.小学校の取り組みと実践事例 <柏市立大津ヶ丘第一小学校>
V.実践を振り返って <アドバイザー>中橋 雄(武蔵大学 教授)
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第3章
One to Oneへの道 今後の展望 小柳和喜雄(奈良教育大学大学院 教授) -
- 1. はじめに
- 2. 「OECD/PISA デジタル能力調査の結果」をどのように読むか
- 3. 学力保障・学力向上のためにICTを活用する動き
- 4. ICTを活用した革新的な取り組みへチャレンジしようとする動き
- 5. 21世紀に求められる力、コンピテンシーの育成のためのICTの活用
- 6. 「21世紀に求められる力、コンピテンシーの育成」から「学力保障・学力向上の取り組み」を再構築しようとする動きとICTの活用
- 7. 今後、教員や学校に求められる力とは
- 8. おわりに
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第4章
「ワンダースクール応援プロジェクト」を終えて 清水康敬 -
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著者紹介
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