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活用実践事例集

2025/02/21

教育同人社ワークテスト児童用解答・解説「デジタル版見なおしシート」の使用感に関する調査結果

教育同人社は、ワークテストに掲載された二次元コードで端末に表示される児童用解答・解説「デジタル版見なおしシート」の使用実態を明らかにするためアンケート調査を実施しました。本調査の結果、デジタル版が従来の紙の解答・解説よりも高く児童に評価され、特に自主学習の促進において優れた効果を発揮することが明らかになりました。
 

【調査方法】
調査協力:大分大学教育学部附属小学校 児童(2~6年生)
調査期間:2024年10月1日(火)~11月8日(金)
調査方法:Googleフォームによるアンケート調査
対象教科(学年):国語(2~6年生)、算数(2~6年生)、理科(3~6年生)、社会(3~6年生)
有効回答数:2年生123人、3年生71人、4年生114人、5年生62人、6年生103人
 
 
 

  • 大分大学教育学部附属小学校

デジタル版見なおしシートの使用感調査結果

82.0%の児童が「わかりやすい」と回答
2~6年生の70.2%がデジタル版見なおしシートを利用し、そのうち82.6%がひとりで閲覧していました。多くの児童がひとりで閲覧している状況で、デジタル版見なおしシートを利用した児童の82.0%が「わかりやすい」と回答しました。デジタル版見なおしシートが児童の自主学習を支援し、ワークテストの振り返りに効果的なツールとして有用であることが示されました。

「デジタル版の方が便利」との回答が約6倍
従来の紙の解答・解説と比較し、「デジタル版の方が便利」と回答した児童は約6倍にも上りました。特に高学年ほどこの傾向が顕著であり、家庭や学校など場所を問わずアクセスできる利便性が支持されています。また、デジタルならではの機能が児童ごとの学習スタイルに適応し、効果的なワークテストの見なおしにつながる点も評価されました。

児童が支持した解説コンテンツ

デジタル版見なおしシートの解説コンテンツのうち、児童が支持したものは高い順に解説表示(37.5%)、自動採点復習問題(25.8%)、動画再生(15.5%)、音声再生(15.2%)、…でした。これらは紙にはないデジタル独自の機能です。児童が自分に合ったコンテンツを選び、効果的に活用していることが確認できました。

【解説表示】

【自動採点復習問題】

【動画再生】

デジタル版見なおしシートの課題
デジタル版見なおしシートを利用しなかった理由として最も多かったのは、「存在を知らなかった」(56.8%)でした。児童への認知度を高めることが、さらなる活用促進の鍵となっています。

まとめ

児童が主体的に学び、個別最適な学びを実現する
本調査により、児童がワークテストの見なおしにデジタル版見なおしシートを自主的に利用していることが明らかになりました。特に、デジタルならではの多様なコンテンツを活用することで、児童自身が自分に合った学びを選択し、「個別最適な学び」を実現している様子も確認されました。
一方で、デジタル版は紙と異なり配布の手間がなく、先生方にとっても負担軽減のメリットがあります。今後は、先生方を対象とした調査も行い、児童と先生の双方にとってより使いやすい教材へと進化させていく予定です。
教育同人社は、これからも児童の学びと先生の負担軽減の可能性を広げる教材開発に取り組んでまいります。

 
 
教育同人社ワークテスト・「児童用解答・解説 デジタル版見なおしシート」(webBook)の詳細はこちら
https://www.djn.co.jp/elementary/worktest/

この教材の詳細・ご購入方法

学年1~6年生
利用方法児童用ワークテストの二次元コードから
価格 詳細はこちらのページをご確認ください。

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