2025/02/13
教育同人社 児童が手書きした計算ドリル紙面の解答をAIで自動正誤判定する「MITORU」の研究開始へ!サポーター先生・ご賛同企業様を募集!
株式会社教育同⼈社(本社:東京都豊島区、代表取締役社⻑:森達也、以下:教育同⼈社)は、紙の計算ドリルに児童が手書きした解答を、⾃動で正誤判定するAIモデル「MITORU」(α版 以下:本AIモデル)を研究・開発を開始したことをお知らせいたします。
本AIモデルは、日本全国年間10,000校以上の小学校で使用される教育同人社の「計算ドリル」において、児童が⼿書きした紙⾯の解答をタブレット端末で撮影することで、AIによる「自動で正誤判定」が可能です。
現在では一人一台端末が整備され、学習でも用いられるようになりましたが、「採点」の機能に焦点を当てたアプリ活用の事例は極めて少ないのが現状です。
対象となるのは⼩学1〜6年までの計算問題で、これまでAIによる読み取りや⽂字認識が技術的に困難であった「筆算形式」や「⼩数の四則演算」にも対応しています。
【先生や家庭の負担を減らし、児童の自立的な学習を後押し!】
現在、先生方の働き方改革が深刻な課題であるなか、漢字・計算など、日々の家庭学習の丸付けをいつ誰が行うかはとても重要なポイントです。以前は、主に保護者に家庭学習の丸付けのご協力をお願いしていましたが、共働き家庭が半数を超えている近年では、家庭の協力を得ることが容易ではなく、先生が負担されている場合も多くあります。また、児童自身の自己採点では、答えを見間違えたまま誤って学び進めてしまうなどの例も散見されていました。
そこで、90年以上の歴史を持ち、日本全国に公教育の教材を供給している教育同人社が発起人となり、これからの教育の未来のために本AIを使用したプロジェクトの研究・試験を開始した次第です。モニター校での検証と共に研究・開発が始まった段階であり、学校現場の課題解決と未来にあるべき自立的な学習の促進に向け、これから本プロジェクトに賛同してくれる先生方、企業の皆様との共創を開始できれば幸いです。
【先⽣・企業の皆様の協力メンバーを募集しています】
本リリースの「MITORUデザインプロジェクト」は、本AIモデルの実⽤化に向け、児童の自立的な学び⽅や、先⽣⽅の⾒取りを通した指導への活かし⽅など、様々な⾓度からご賛同・ご意⾒・ご要望を頂戴できるサポーター先⽣を募集いたします。また、本AIモデルをモニター利用してくださった学校の事例紹介なども発信してまいります。
あわせて、今後、本プロジェクトに共創パートナーとしてご参加いただける企業の皆様も募集しております。
是非ともご登録の上、お問い合わせをお待ちしております。